私は塾を開催して管理職任用試験を目指されている先生
方を応援させて頂いていますが、試験に合格することは一般
に容易なことではありません。都道府県市毎に独自に求められ
る内容・傾向があり、任用枠の少なさから長期戦になるケースも
多く、年齢を経てからこのような試験に臨むことによる精神的及
び肉体的な負担は大変なものです。
試験の実施方法を簡単に述べますと、全ての学校種で筆
記試験 ( 短答 ・ 論文 ・ 作文 ) と 面接試験 ( 個人面接 ・ 集
団面接 ) の両方を課し、合否判定に際して業績評定 (勤務評
定を含む) を併用している県市が大半です。試験の準備を進
める際には、”学校管理職人として必要な資質能力”
や ”今日
的な教育課題に関する正確な知識と課題把握能力、問題解決
能力”
等を培う為に、平素の校務全般が勉強の機会になりま
す。国や各県市の動向を踏まえて、現場でどう活かすのかが
問われてきます。
一例として、論文試験の準備の仕方は
“流は万流”
で色々
な方法論があり、受験者各位の考えを活かせる代わりに、これ
と定まった学習方法も一般にあまり知られていないのが現状で
す。昨年12月に改正された教育基本法等の教育関連法規の
制定・改正や、文部科学省による重要答申・通知等を踏まえ
て、学校経営に関わる管理・運営の問題に係る学習範囲は多
岐に渡ります。しかし、正しい準備の方法論は確実に在るので
す。それに基づいて各位の学習の状況やご希望に合わせて、
体系性を伴った形で着実に学習を進めていくことが肝要なの
です。当塾では論文全体に及ぶ論理構成について、論題のト
ピックス毎に教育時事に適時対応した指導を少人数制
(一度
に最大4名迄)
のチュートリアル形式できめ細かく展開しま
す。